ブリヂストンサイクル「ordina S8cb」
ordina S8cbのメンテナンスについて
ordina S8cbのメンテナンスについて、紹介したいと思います。
とくにスポーツバイクをはじめて購入する方は知っておきたいところです。
- 空気入れ(ポンプ)
- クイックレバーと内装変速機
ordinaなどのスポーツバイクはいわゆるママチャリ(シティサイクル)とは違うバルブ(タイヤにある空気の注入口)になっています。
ママチャリでは一般に英国式のバルブを使用していますが、スポーツバイクでは仏式のバルブを使用しています。
アダプターが付属しているので、ママチャリ用の空気入れも使用することができますが、アダプターを着けたり、空気は入りにくかったりするので、仏式バルブに対応した空気入れがあれば便利でしょう。
世の中に出回っている全バルブに対応していて、空気圧メーターがついているのがおすすめです。
【仏式/米式/英式3バルブタイプ対応】SERFAS(サーファス) FP-200 フロアポンプ
ちなみに、ママチャリの空気圧は3気圧程度ですが、S8cbのタイヤの空気圧は4.0~6.5気圧です。一般に空気圧が高い方が路面とタイヤの抵抗が少なく、スピードが出せるといわれています。また、空気圧が高いと路面の凸凹を拾って、乗り心地はゴツゴツした感じになります。メーターをみながら好みの空気圧を探し出してみてください。
ママチャリでは一般に英国式のバルブを使用していますが、スポーツバイクでは仏式のバルブを使用しています。
アダプターが付属しているので、ママチャリ用の空気入れも使用することができますが、アダプターを着けたり、空気は入りにくかったりするので、仏式バルブに対応した空気入れがあれば便利でしょう。
世の中に出回っている全バルブに対応していて、空気圧メーターがついているのがおすすめです。
【仏式/米式/英式3バルブタイプ対応】SERFAS(サーファス) FP-200 フロアポンプ
ちなみに、ママチャリの空気圧は3気圧程度ですが、S8cbのタイヤの空気圧は4.0~6.5気圧です。一般に空気圧が高い方が路面とタイヤの抵抗が少なく、スピードが出せるといわれています。また、空気圧が高いと路面の凸凹を拾って、乗り心地はゴツゴツした感じになります。メーターをみながら好みの空気圧を探し出してみてください。
別の記事でS8cbの特徴として内装変速機をあげました。見た目がスッキリとしていておしゃれで、チェーンが外れないことをメリットとしてあげましたが、デメリットも少しあります。
一般的にスポーツバイクは、タイヤはクイックレバーとよばれるもので簡単に取り外しが可能になっていますが、内装変速機がついている後輪はクリックレバーではなくナット式です。ですので、後輪を外したい場合はとても面倒になります。
もし、自分でタイヤ交換などメンテナンスをする予定であれば意識しておいたほうがよいかもしれません。とはいえ、内装式のメリットのほうが断然大きいと思います。
一般的にスポーツバイクは、タイヤはクイックレバーとよばれるもので簡単に取り外しが可能になっていますが、内装変速機がついている後輪はクリックレバーではなくナット式です。ですので、後輪を外したい場合はとても面倒になります。
もし、自分でタイヤ交換などメンテナンスをする予定であれば意識しておいたほうがよいかもしれません。とはいえ、内装式のメリットのほうが断然大きいと思います。
ordina S8cb購入前に気を付けておきたいところ
ブリヂストンサイクルのスポーツバイク、ordina S8cbを購入するにあたり、是非知っておきたいところ、気を付けておきたいところをまとめてみました。特にスポーツバイクをはじめて購入する方は参考にして頂ければと思います。
いわゆる「ママチャリ」(シティサイクル)に普通に付属してくるモノがスポーツバイクでは付属していないことが多いので、紹介します。
- スタンド
- カゴ
- フェンダー(泥よけ)
一般的なスポーツバイクと同様、残念ながらordina S8cbにはスタンドが付属していません。
スタンドがないと横に倒して置くか、壁などに立て掛けるしかありません。駐輪場ではスタンドがないと駐輪できないところもあります。ですので、日常で使う自転車としてはスタンドは必須といえるでしょう。購入する際には一緒に揃えておきたいところです。
純正スタンドがブリジストンサイクルから出ています。
オルディナ純正センタースタンド【BRIDGESTONE】オルディナ用 センタースタンド S700【スタンド】
※純正品ではもう1種類サイドスタンドというのが出ていますが、こちらはS8cbには対応していないので注意。
スタンドがないと横に倒して置くか、壁などに立て掛けるしかありません。駐輪場ではスタンドがないと駐輪できないところもあります。ですので、日常で使う自転車としてはスタンドは必須といえるでしょう。購入する際には一緒に揃えておきたいところです。
純正スタンドがブリジストンサイクルから出ています。
オルディナ純正センタースタンド【BRIDGESTONE】オルディナ用 センタースタンド S700【スタンド】
※純正品ではもう1種類サイドスタンドというのが出ていますが、こちらはS8cbには対応していないので注意。
スポーツバイクにはカゴはついていませんので、買い物なので利用するのであれば購入すると便利でしょう。
純正品としては、以下の2種類があります。
バスケットBK-AP
ordina(オルディナ) アルミパイプバスケット BK-ALP
純正品としては、以下の2種類があります。
バスケットBK-AP
ordina(オルディナ) アルミパイプバスケット BK-ALP
フェンダーはタイヤを覆うカバーです。こもれもママチャリには当然のように装着済みなのですが、スポーツバイクではほとんど装着されていません。雨の日の走行ではフェンダーがないと思いのほか泥水が跳ねたりするものです。これも通勤などで使用する場合には、是非揃えておきたいものの一つでしょう。
オルディナ純正ドロヨケ【BRIDGESTONE】オルディナ用 フルドロヨケセット S700/S700D【ドロヨケ】
オルディナ純正ドロヨケ【BRIDGESTONE】オルディナ用 フルドロヨケセット S700/S700D【ドロヨケ】
購入時に揃えておきたいものとして3つを紹介しましたが、鍵(キーロック)、ライト(前照灯)、ベルなどは標準で本体に付属していますのでordina S8cbは他のスポーツバイクよりはわりと付属品が揃っているように思います。
道交法的にはライト、ベルは必須ですので、鍵は別としてそれ以外のスタンド、カゴ、フェンダーはオプションという扱いにしているのでしょう。
ordina S8cbの特徴
ブリヂストンサイクルのスポーツバイク、ordina S8cbの特徴をまとめてみました。一般的なスポーツバイクとの比較を交えて紹介していますので参考にして頂ければと思います。
- ベルトドライブ
- 内装変速機
- その他の特徴
やはり、S8cbを一番を特徴づけているものはベルトドライブといえます。
ベルトドライブを端的に言えば、「金属製のチェーンのかわりにベルトを使った方式」です。
金属製のチェーンではサビ防止等で定期的な注油をする必要がありましたが、ベルトドライブでは注油が不要です。注油せずに快適走行が維持できるというのは、ベルトドライブの大きな利点の一つです。
ベルトドライブの2つ目の利点は、軽量化です。スポーツバイクに乗ったことがない方にはあまりピンと来ないかもしれませんが、速く快適に走ることを考えたとき、軽量化のメリットは絶大です。
もう一つの利点は、汚れないということです。 スポーツバイクは速く走ることに重きを置いているので、軽量化のため、極力余計なものは付属していません。そして、大抵のスポーツバイクはチェーンがむき出しになっています。(チェーンカバーがありません。) S8cbも他のスポーツバイクと同じようにチェーンカバーはありませんが、前述のとおり注油の必要がないので裾がチェーンに触れて汚れるようなことがありません。
ここまでが、一般的なベルトドライブの特徴となります。
ordina S8cbのベルトドライブについて言えば、ベルトに「カーボンベルト」を採用していることです。ブリヂストンが開発した「カーボンベルト」はベルトの心線にカーボンを使用することにより、従来のベルトであった力のロスを抑え、チェーンと比べても遜色のない伝導効率を実現しているようです。
従来のベルトでは金属のチェーンと比較して剛性に劣り、力が加わると伸縮し、伝導効率の点で不利があると言われてきました。このカーボンベルトの開発により、ベルトドライブの不利な部分を克服したといっていいでしょう。
ベルトドライブを端的に言えば、「金属製のチェーンのかわりにベルトを使った方式」です。
金属製のチェーンではサビ防止等で定期的な注油をする必要がありましたが、ベルトドライブでは注油が不要です。注油せずに快適走行が維持できるというのは、ベルトドライブの大きな利点の一つです。
ベルトドライブの2つ目の利点は、軽量化です。スポーツバイクに乗ったことがない方にはあまりピンと来ないかもしれませんが、速く快適に走ることを考えたとき、軽量化のメリットは絶大です。
もう一つの利点は、汚れないということです。 スポーツバイクは速く走ることに重きを置いているので、軽量化のため、極力余計なものは付属していません。そして、大抵のスポーツバイクはチェーンがむき出しになっています。(チェーンカバーがありません。) S8cbも他のスポーツバイクと同じようにチェーンカバーはありませんが、前述のとおり注油の必要がないので裾がチェーンに触れて汚れるようなことがありません。
ここまでが、一般的なベルトドライブの特徴となります。
ordina S8cbのベルトドライブについて言えば、ベルトに「カーボンベルト」を採用していることです。ブリヂストンが開発した「カーボンベルト」はベルトの心線にカーボンを使用することにより、従来のベルトであった力のロスを抑え、チェーンと比べても遜色のない伝導効率を実現しているようです。
従来のベルトでは金属のチェーンと比較して剛性に劣り、力が加わると伸縮し、伝導効率の点で不利があると言われてきました。このカーボンベルトの開発により、ベルトドライブの不利な部分を克服したといっていいでしょう。
写真の後輪軸をみるとわかるように、まるでピストバイクのようにおしゃれで、すっきりしたデザインになっています。
他のスポーツバイクでは、ギアはむき出しにになってゴチャゴチャしていますが、S8cbの場合はスポーツバイクには珍しく、内装変速機を採用していて、ギアが後輪軸(ハブ)の中にすっぽり収まっています。
これは、他のordinaにも現在のところ採用されておらず、S8cbのみの特徴です。
この内装変速機は見た目が良いだけでなく、実は大きなメリットがあります。
通常の変速機(ギアがむき出しの変速機)が装着されたスポーツバイクに乗っていて、一番困るのはチェーンが外れたときです。
いわゆるママチャリなどのシティーサイクルは変速機はほとんどが内装式なのでチェーンが外れることは滅多にないのですが、スポーツバイクはよく外れます。
もちろん、普通に乗っているときに外れることはほとんどないのですが、駐輪場などに置いていて、あやまって倒した時です。とくに進行方向右側(ギアがある側)に倒すと、思いのほか簡単にチェーンが外れてしまいます。
チェーンが外れるととても厄介です。チェーンをギアに通すのは慣れている人でも、直し終わった後はたいてい手が油だらけに汚れてしまいます(;_;) 初心者なら恐らくチェーンを戻すだけでに四苦八苦するでしょう。。。
風の強い日は停めてある駐輪場に戻ってきた時など、自転車が倒れてないか、チェーンが外れてはしないか、よくハラハラしたものです。
ordina S8cbの場合は、そういったことがないので安心です。しかも、この内装式変速機はシマノ製です。いわゆる「自転車乗り」の世界では、国内外問わず優れたブランドとして有名で、ブリジストンのカーボンベルトとの組み合わせは最強といってもいいでしょう。(ちなみにシマノは釣り道具などでも有名な会社です。)
他のスポーツバイクでは、ギアはむき出しにになってゴチャゴチャしていますが、S8cbの場合はスポーツバイクには珍しく、内装変速機を採用していて、ギアが後輪軸(ハブ)の中にすっぽり収まっています。
これは、他のordinaにも現在のところ採用されておらず、S8cbのみの特徴です。
この内装変速機は見た目が良いだけでなく、実は大きなメリットがあります。
通常の変速機(ギアがむき出しの変速機)が装着されたスポーツバイクに乗っていて、一番困るのはチェーンが外れたときです。
いわゆるママチャリなどのシティーサイクルは変速機はほとんどが内装式なのでチェーンが外れることは滅多にないのですが、スポーツバイクはよく外れます。
もちろん、普通に乗っているときに外れることはほとんどないのですが、駐輪場などに置いていて、あやまって倒した時です。とくに進行方向右側(ギアがある側)に倒すと、思いのほか簡単にチェーンが外れてしまいます。
チェーンが外れるととても厄介です。チェーンをギアに通すのは慣れている人でも、直し終わった後はたいてい手が油だらけに汚れてしまいます(;_;) 初心者なら恐らくチェーンを戻すだけでに四苦八苦するでしょう。。。
風の強い日は停めてある駐輪場に戻ってきた時など、自転車が倒れてないか、チェーンが外れてはしないか、よくハラハラしたものです。
ordina S8cbの場合は、そういったことがないので安心です。しかも、この内装式変速機はシマノ製です。いわゆる「自転車乗り」の世界では、国内外問わず優れたブランドとして有名で、ブリジストンのカーボンベルトとの組み合わせは最強といってもいいでしょう。(ちなみにシマノは釣り道具などでも有名な会社です。)
その他の特徴としては、握りやすい「エルゴノミックハンドルグリップ」とかリムハイトが若干高いホイールとか、雨の日にもスピード走行を犠牲にしない水はけのよいタイヤなど、カタログ的にはあります。
でもやはり、S8cbの主要な特徴は最初の2つ。「ベルトドライブ」と「内装変速機」に尽きると思います。
でもやはり、S8cbの主要な特徴は最初の2つ。「ベルトドライブ」と「内装変速機」に尽きると思います。